週刊とっしーぱんち

昭和生まれのブロガーが綴る、全力脱力系雑記帳

ありがとうカタールW杯!今夜の決勝戦を目に焼き付けよう。

こんばんはー。

楽しかったW杯も今夜で残すところあと1試合です。というかここ最近すっかりサッカーの記事ばかりなのですが、れっきとした雑記ブログでございます。W杯終わったら、また日常に戻るでしょうから、最後のお祭り記事(?)ということでを生暖かく見て貰えばと思います。


ワールドカップも残すところあと1試合。以前の記事で紹介させてもらった、優勝候補2カ国であるフランスとアルゼンチンが決勝に残りました。正直ブラジルがくるとは思っていたので、うすぼんやり外れていますがまあそれはそれでよし!

osio-toshimasa.hatenablog.com


全てのポジションに世界最高クラスの人材を抱える大本命フランスと、メッシを中心にチーム全体の結束力で勝ち上がってきたアルゼンチン。フランスが勝てば60年ぶりの連覇。アルゼンチンが勝てば、36年ぶりで、あのマラドーナさんが優勝したとき以来の快挙。どちらの国が優勝しても通算3度目の優勝。これ以上ない舞台が整っている状況。


個人的に勝って欲しい!という願望が強いのは、アルゼンチンでしょうか。そう思っているかたも全世界的にもわりと多そうですよね。歴史上、最高のサッカー選手といわれているメッシ選手のサッカー人生集大成として、W杯の優勝トロフィーを掲げるなんてシーンを見れたらそりゃもう最高ですよね。


しかしながら、アルゼンチンって荒っぽいというか危ういイメージも昔からありまして。エムバペ選手の抜け出しを捕まえきれず後ろからひきずり倒してレッド!とか、なんかヒートアップして相手小突いて退場とかで、一人少なくなってサンドバック状態みたいなパターンもよぎったりするわけです。色んな意味でなんとか耐えてくれアルゼンチン!っって感じですね。メッシのファンだった子供たちが、そのまま代表選手に入っているのが今のアルゼンチン代表なので、メッシがうまいことチームメイトを自制させてくれることに期待です。


一方で盤石すぎるのがフランス。前回19歳にしてW杯の優勝を勝ち取った、次世代のスーパースター、エムバペ選手は今大会も絶好調で、メッシと並ぶ5ゴールもとっているんですよね。まだ23歳なのに!すごすぎか!他にも注目の若手チュアメニ、デンベレに加えて前回の優勝メンバーであるジルーやグリーズマンなど若手も中堅もベテランも全く隙が見当たりません。極め付けは監督。前回W杯優勝経験しているし、選手時代にもW杯を制覇しているデシャン監督が率いています。なんだこれずるい。


実力値でいえばフランス有利なのは間違いないでしょう。アルゼンチンだって十分強いんですけど、それぐらい今のフランスが強すぎる。それでもどうにかしてくれちゃいそうに思えるのがメッシ選手。団体スポーツなのでひとりが戦況に影響を与える割合には限界があるとは思うのですが、そういう一般的な理屈を超越してくれそうな、唯一のサッカー選手がメッシ選手なんですよね。35歳ということで身体的な衰えは否めないですけど、逆に身体的な力に頼らずともゴールとアシストを奪い続ける今のメッシ選手は神がかり的です。というかすでにほぼ神です。




前回の記事で、W杯見れるのもあと何回だーみたいな話をしましたけど、そのなかでも、メッシのようなプレイヤーを拝めるのってさらにそのうちあと何回なんだろ?って考えてしまいます。もう1回もないのかもしれないですね。

たとえばエムバペ選手の特徴としては、爆発的なスピードとか正確無比なテクニック、抜群のシュート精度といったものがあるのですが、もちろんそれは世界最高峰ですんごいんです。

すごいんだけど、全てのプレイ精度を最高ランクまで上げていくって意味では、予想がつく世界最高なんですよね。そうじゃないところに今のメッシはいます。スピード、パワー、テクニックみたいなゲームのパラメータみたいなカテゴリで評価すること自体を否定してくる凄さ。今後もぜひ現れて欲しいんですけど、育成だけでどうにかなるもんじゃないでしょうから、こればっかりは、今見れている幸運に感謝するしかないですね。


つまるところ、今回の醍醐味って「勝敗よりも、決勝戦という舞台でメッシの試合が見れること」自体を楽しむことかなあと思います。メッシのW杯最後のプレイ(たぶん)を見れる価値。

数値化はできないですが、過去の試合。未来の試合。あらゆるサッカーの試合がある中でも最上位の価値を持った試合になるでしょう。今夜0時は全裸待機して、この決勝戦をしかとこの目に焼き付けたいと思います。

では、また!