週刊とっしーぱんち

昭和生まれのブロガーが綴る、全力脱力系雑記帳

ウィッチャー3は名探偵昼顔ボールZ

おはよーございます。


一生ゲームしたい勢である僕が最近遊んでいるゲーム紹介のコーナーです。

出会い

いま遊んでいるゲームはウィッチャー3。2017年発売のオープンワールドのアクションRPGです。5年前に発売されたソフトですが、2022年12月にPS4からPS6版へのアップグレード版が登場しました。アップグレード代は100円!。もはやタダでいいのではというお値段だったので、早速釣られて飛びつきました。

ところでPS4版はどうしたという話なのですが、その昔セールで買って以来、すっかり積みゲーと化していました。それさえも忘れていて、最初なんで100円なのかわからんかったほど。おじさんになって積みゲー増えてきたように思うのは気のせいでしょうか?

世界観

中世の欧州的風景。剣と魔法が存在するファンタジー世界。主人公は欧州銀髪イケおじ。登場人物たちも欧州風の出でたちをしています。王道中の王道。 ただし、序盤に出てくるマップは、敵国に占領されていてめっちゃ雰囲気が暗い。

しかも主人公の職業ウィッチャーという存在も忌み嫌われています。ドラクエ的な話すというコマンドで話しかけなくても、歩いているだけで勝手に喋り声が聞こえてくるのですが 「何しにきたの?」「はやく出ていけ」みたいな言葉をぶつけられます。なにこれつらい。

ゲームシステム

世界観は王道、でも暗い。ゲームシステムはというとこれも王道。
メインクエストを消化すればゲームは進行していきます。旅の行く先々で依頼されるサイドクエストを任意で消化していくスタイル。

ウィッチャーという職業は要するにお金で雇われて魔物討伐を行う人っぽくそんな感じの依頼が多め。剣と魔法を駆使して敵を薙ぎ倒していきます。 最近のゲームではすっかりみかけなくなってきましたが、わりとカジュアルに首がすっとんだり体真っ二つになります。このゲームCEROZ指定なので、18歳以上が対象なのです。

もうひとつは行方不明になった人を探してくれ的なやつ。 主人公ゲラルトは特別な感知能力を持っているので、わずかな匂いや痕跡から人の居場所を突き止めたりできます。

戦えるし探索もできる。コナンくんと孫悟空が合体したようなもんです。(例え下手

人生は選択の連続を体現するRPG

全部王道って、まあありがちなゲームじゃんって話ですが、ウィッチャーの面白ポイントとしてあるのは、プレイヤーの選択肢がその後の世界を変えていくところです。

普通のRPGって選択肢はだいたい決まっていて、約束された結末に向かっていくわけですが、ウィッチャーってちょっとした選択肢の違いだけであっさり運命が変わります。

幽霊を成仏させるために恋人の元へ連れて行ったら、恋人に襲い掛かり命を奪って逃げられる。(なんか別の怨霊に操られてたらしい 旅の途中で意気投合して一夜を過ごした女性を、自分の手で倒したり。

良かれと思ったやったことがそうでもなかったり。一見残酷に見える選択肢がそうでもなかったり。注意深く相手のセリフを聞いているとそれとなくヒントが出てるんですが、どれが最良の選択肢なのか迷う、というかどっちも決められない。

しかもそこまでのストーリーも秀逸で、こちらの判断を鈍らせてきます。騙す、煽る、悲しむ、嘆く。人間の情に働きかけて判断を鈍らせ、それでも選択に迫られるシーンがめっちゃあります。それがなんとサイドクエストというおまけストーリーにも盛りだくさん。どんどん引き込まれるじゃん。時間泥棒め(褒めてます)

人生は選択の連続。ウィッチャーはまさにそんな感じのゲームです。逆に重くていやだっていう人もいるのかも。でもハマる人はドツボにハマると思います。昼ドラ的な大人の中毒性。

まとめ

まとめると、このゲームはすなわち「名探偵昼顔ボールZ」なんです。中世ファンタジーのスープに名探偵コナンと昼顔とドラゴンボールZを一緒に煮込んだような。雑にまとめるとそういう感じのゲーム。ひとつひとつが好きな人にはむしろ味が濃すぎるのかもしれないけど、全部見たことあってそれぞれ楽しめた人は病みつきになるゲームです。




ちなみに僕は昼顔の映画版だけ見るという謎経歴。ドロドロ系は浅めですが人間ドラマは好き。解説しててよくわからんけど、キラキラした勧善懲悪ヒーローものではない感じつたわりますでしょうか?そこだけ伝わればそれでよしです。


では、また!